雨に濡れる孤独な街 一人出歩く孤独な道 強く生きていきたいが 悲しみが道をふさいでいる 偽りを口にして 愛の形を得ようとした これ以上の嘘はつけなくて さよならを選んだのはわたし 想いを溶かす静寂よ 私の姿を隠してほしい 許されない愛だとは知ってる 私は卑しくなってしまったから 愛が届くなら どうか許してほしい 運命には翻弄される 闇に堕ちた日々もある 救ってくれたのは あなたの優しい笑顔 その灯火を消す私 どうか許してほしい 傘も差せない雨の中 私は心を隠したい あなたの名を呼びたいが 答えは頬の涙だけ 気持ちは胸に閉じ込めたつもり ひとりで強く生きていくつもり 面影がちらつくたびに こんなにも切なくて 苦しい 孤独の雨も雪にかわる 静寂の中に街は染まる すべてが一色に飲まれていけば 明日に向かっていけそうだ 想いが風に乗るならば 聴いてくれる耳があるなら あの人に届けてほしい 孤独の雨が雪に変わる 雪に残るあなたの足どり それをたどれぬ私がいる あなたが残してくれたもの 小さな命を抱きしめて 新しい明日を信じるために 今は さよなら