話題のオリジナル朗読CDシリーズ続編第三弾!人気声優?小野大輔の語りで、末期がんで余命半年を宣告された主人公が、絶望しながらも残された時間をどう生き抜くか、その決意と心の葛藤を“最期の時”に向かって描く!!<物語>結婚してこれからという時だった。家庭を作り、仕事にも励み、これからはやっと親孝行もできるという、その矢先だった。僕は突然倒れ、病院に運び込まれた。そこで受けた診断は、骨肉腫……肺にまで転移が進んだ末期がんで、余命は半年──僕は絶望のどん底に突き落とされ、神をも恨んだ。なぜ……? どうして僕が……?治療は始まったものの、抗がん剤の副作用に苦しみ、迫り来る死への恐怖にのたうち回る日々。「いっそ楽に死なせてくれ!」そんな僕の様子を前に、妻も両親もただ見守るしかなかった。年間の自殺者の数が三万人に上るという、TVから流れるニュースが心を深く突き刺す。「なぜみんな自ら死を選ぶのかな? 僕は生きたくても死ぬのに……」ある日、病院内で小学生の男の子と出会う。彼も小児がんを患っていた。にもかかわらず元気に振る舞う彼の姿に、僕は勇気づけられ、徐々に笑顔を取り戻す。しかし、そんな日も長くは続かなかった。早すぎる少年の死……僕は衝撃を受けると同時に、次は確実に自分の番であることを思い知らされる──