届かない距離 一人きりで下る坂道 桜がまだ咲いてるから思い出した 叶わないこと最初から気付いていたのに 分かりきった結末で通り過ぎた春だ 見慣れた坂道を上る後ろ姿 春はまだ遠く 2人ではしゃいだ帰り道 何気ない会話の記憶 溢れ出した季節、雪融けてく 茜色、染まった校舎の裏 放課後に交わした秘密の言葉 さよならが近くなるのに \"好きだよ\"の一言がまだ、言えなかった 届かない距離 伝えたい言葉はあるのに 嚙み合わない歩幅がただ、もどかしくて 叶わないなら、せめて隣にだけ居させて 坂道を登り切る、その、最後まで 春と夏、秋、冬 想い出の中の笑顔が眩しすぎたから目を背けた 飲み込んだはずの後悔も 諦めたはずの未来も 間違いだらけなのに強がって見せた 春はまだ遠いのに 開花予報はいつもより早くて 君が通り過ぎてく 坂道を登り切ったとき 最初で最後のチャンスだ 伸ばした指先、君に追いついたら… 届かないけど桜が咲くのには早すぎて さよならだけじゃない言葉を探してた 叶わないから君の優しさだって分かっても 坂道を登り切る、その最後には春になるから