[247.0]直したばかりの宇宙船の丸い窓から [247.0]今夜も一人眺める青い地球 [247.0]無数に輝いてる光のどれか一つが [247.0]あの海辺の故郷の街の明かり [247.0]水のない砂漠の惑星に [247.0]不時着した日から三年目 [247.0]ひび割れた身体と渇きはてた心には [247.0]もう汗も涙も残ってやしない [247.0]でもその瞳の奥で鈍い光放つのは [247.0]天体図鑑と望遠鏡抱えた [247.0]海辺の街に暮らしてた [247.0]痩せっぽちの少年の傷一つない魂 [247.0]水のない砂漠の惑星で [247.0]僕を守ってくれたひび割れた身体 [247.0]でもこの変わり果てた姿じゃもう [247.0]故郷へは戻ることなど出来る訳ないだろ [247.0]その時 瞳からこぼれ落ちた一粒の涙 [247.0]ひび割れた身体にしみ込んでく [247.0]満月の夜 三年ぶりに砂嵐が止んだ時 [247.0]奇跡は起きる [247.0]透明な光る身体になって [247.0]どこへでも行ける [247.0]時空を超えて 銀河を巡る