[228.0]マリア伏し目がちに世界を見ている [228.0]伸びた前髪は邪魔にならないのかい [228.0]マリア君の横顔は黄昏めいていて [228.0]語る詩は小さな悲しさを [228.0]風変わりな仕草も鮮やかな指先も [228.0]いつかは色褪せるなんて [228.0]全ては消えるだなんて [228.0]ねぇ、マリア [228.0]変わらないものが欲しいんだ [228.0]昔好きだった小説のような [228.0]思い出じゃ嫌なんだ [228.0]ねぇ、マリア [228.0]とりとめのない話をしようよ [228.0]さようならも見限るような優しい速度で [228.0]マリア僕は何となく不幸な気がしてて [228.0]伸びた襟足は今日も少し邪魔で [228.0]マリア これはきっと贅沢な悩みで [228.0]ぼんやりした頭で曖昧に妥協する [228.0]剥がれた言葉も不明瞭な心も [228.0]いつかやってくる終わりも [228.0]消えかけの灯りも [228.0]ねぇ、マリア 変わらないものが欲しいんだ [228.0]遠い先の夜のない星でも 空が見えない街にいても [228.0]ねぇ、マリア とりとめのない話をしようよ [228.0]さようならも見限るような優しい速度で [228.0]昨日見た夢の続きを、たくさんの未来の話を [228.0]砂漠に浮かぶ星と銀色に光る街の話を [228.0]くだらない日々の間にとっておきの一日を [228.0]頼りない日々を持ち寄ろう ね、マリア