夜風に溶ける声が 遠い空へ消えていく 思い出の欠片たちが 胸の奥で揺れている もしあの日に戻れるなら どんな言葉を伝えただろう 繰り返す夢の中で 探してる温もり ひとひらの記憶が舞う 優しい光を纏って 過ぎ去った日々の痛みさえ 今は愛しい宝物 失くしても、忘れない あなたと描いた世界 静かな波の音に 浮かぶ面影を見つけた 手を伸ばして触れようと 涙がそっと零れる 遠ざかる影の向こうに 微笑むあなたが見えた気がした 何も言わずにただそばで 寄り添ったあの日々 ひとひらの記憶が舞う 月明かりに照らされて 止まらない時の流れでも 消えない心の証 離れても、変わらない あなたがくれた勇気 夜が明けていくその瞬間に 新しい風が吹く 悲しみを超えた先に 未来が待ってる ひとひらの記憶が舞う 新しい光の中で どこまでも続くこの道を 歩き出すよ、もう迷わない ありがとう、さよなら また会える日まで 夜明けの空に願いを託して