偶然を重ねて 僕らは出会えたんだろう

まるで幕開けも知らない 二つの鼓動が

同じ景色で 思わず立ち止まるように

きっと二度とは無いと手を伸ばすよ

散る中でも

花弁が舞って 風が浚う

君は綺麗と笑うだろう

深呼吸をする 窓際の特等席

主を探して 流れた時間の先に

思い出すのは 確かにあった微笑み

きっと春になれば また取り出すよ

仕舞った痛みも

花弁が舞って 風が浚う

君は綺麗と笑っていて

きっと春になれば また取り出すよ

仕舞った痛みも

白々しいほどに 麗らかなのは

一歩踏み出すためでしょう

二度とはないと手を伸ばすよ

散る中でも 花弁が舞って風が浚う

君は綺麗と笑っている