幾干もの星を超えて巡り会ったあなたに
銃を向ける 涙隠して
幼い頃のキミは強くて
泣き虫な私見て
何も言わないままでハンカチ
渡して駆けて行ったね
引っ越して行ったと後で聞いて泣いた
思い出の中 初恋
黒いスーツサングラスの変わり果てた再会
こんな風に会いたくないよ
目を疑うだけどわかる幼い日の面影
見つめ合って時は流れる
霧がかかる港でロシアの
密輪船を待ち伏せ
箱を開けた瞬間確保ね
大丈夫油断はない
彼がこちらを見て
手に取ったトカレフ
「来るな!帰れ!」と駆け出す
キミが叫ぶ私の名を銃声がかき消して
涙と霧で何も見えない
過去と今が確かにある未来だけが死にゆく
答えはもう誰も知らない
幾干もの星を超えて巡り会ったあなたに
銃を向ける 涙隠して
全て消えた埠頭の先朝日の中たたずむ
あのハンカチ握りしめてる
もう一度だけ話せたなら今度こそは言うから
ずっと好きだった、そう会いたかった…
忘れるから泣かないから最後だけは笑って
海に背を向け歩き始める