ずいぶんと前のことみたいだ
窓の外
空の色は違う色
憧れた日々は
ここに確かにあったはずなのに
星空窓のそば
例えば
この今日の夜の空にかかる月の色とか
今日もひとつひとつ確かめて流れるリバー
季節なら僕に何にも告げず
人の気も知らぬふりして巡る
髪型を変えた君のように
気づかない僕をたしなめてもいい
例えば
この今日の夜の空にかかる月の色とか
その下で暮らす人とか
君の裸とか
忘れてしまいそうな歌のタイトルとか旋律みたいに
今日もひとつひとつ確かめて流れるリバー
ひとつひとつ乗り越えていく船乗りの歌