砂利とカイト

じっとり湿った気温

はいよっと、日当

往来する雑踏

混在する感情

本来の目標

飽和する日常

頂戴したい未来

手に入れたら現在

難が有るのは「有難い」

難が無いのは「無難」

何者でもない上に難も無く何もない

只、さざ波の音に委ねて

視線で稜線を撫でる

そこのみにて光り輝く

ここのみにて光り輝く

打ち上げられあらわされた

海月の絶命の果ての姿

砂利、波に揉まれるも

まるで脈打つ鼓動

笑ったんだ

朝日に照らされて

泣いたんだ

さざ波に委ねて

繋がったんだ

その時間は

分かり合えたんだ

その時間は