[00:12.76]「ねぇ? マスター…ドコ行くんですか?
[00:16.27]あぁ、森ですか…森…ですか…」
[00:21.30]森の中、そこだけは何も無かったり、有ったり
[00:26.42]過去の遺物の集積場「ここにやがて積まれるのかな?」
[00:31.84]いろいろな音楽が生まれては消えてゆく
[00:36.96]ボクもその真ん中で やがて新しさを失くす
[00:42.18]芽生えてしまった感情(ココロ) 必死に押し殺して
[00:47.33]「ボクはただの人形に戻るだけ…」
[00:52.23]森の奥で 打ち捨てられ 人形=「ウタウタイ」 だったモノ
[00:57.37]動かないソレは みんなにかつて愛されていたモノ
[01:03.50]「ネェ…ド…ウシテ」
[01:07.54]ただ朽ちゆく
[01:08.87]歌姫と…アンナニ モテハヤシテ イタノニ」
[01:12.75]こんな结末(さいご) 知ってたなら…
[01:15.34]生まれてこなければよかった
[01:38.31]錆びたピアノ鍵盤は 数えるほどしかなくて
[01:43.61]壊れたギター その弦は もう張り替えられないのかな?
[01:48.98]いずれここに来ること、知っていたはずなのに
[01:54.70]黒く塗りつぶされるかつての仲間をみるたび
[01:59.33]純粋(きれい)なままで終われる そう思っていたのに
[02:04.38]「ボクはただの人形に戻りたい…」
[02:09.39]森の底で 映るのは 木の隙間 かすかに見える空
[02:14.52]あまりに自由で遠くて…枯れたはずの涙が出た
[02:24.59]「いつかあそこ、いけるのかな」
[02:27.38]無限に広がる青の世界
[02:29.91]「もう一度やり直したい」
[02:32.50]力なく言葉が漏れた
[02:35.67]
[03:07.38]時間とか視界とかすべて融けてゆく感覚
[03:12.29]森の奥で ひたすら待つ あとどのくらい生きるのかな…
[03:17.48]見放されて 流行という 時の磨耗に勝てなかった
[03:22.62]余計な感情(モノ)吹き込まれた→「『永遠(トワ)』に絶望すること」も
[03:27.75]『せめて…彼がもっと機械らしく扱ってくれていたならば』