馴染みのある街で君と
何も考える事なく歩いて
やけに可笑しくて笑ったりして
時折聴こえるカラスの声が
こんな風に過ごす日々も
当たり前と言えなくなるね
「私は全然平気だよ」と
いつものように君は笑ってみせた
透明な僕らの想いは
行くあても無いまま彷徨って
大人しく空に揺られてる
夕日にそっと滲んでいく
さよなら君を忘れないよ
なんて言えば荷物が増えるね
僕のためさ君のためさ
言葉にしないまま手を振るよ
さよならなんだ
目を見つめ合う事じゃなく
同じ前を見て歩いて行こう
それが本当の愛だって
誰かが言っていたよ
いつか君が遠い街で
毎日に追われ泣いているなら
すぐに涙乾かせるように
僕はいつでも歌ってるから
さよなら君を忘れないよ
なんて言えば荷物が増えるね
僕のためさ君のためさ
大人になった僕の言葉
さよならまたね